魚の種類 / イワシ

犬にイワシを与えていい?生・焼き・煮干しは別物として考える

「イワシ」は同じでも、生魚、焼き魚、丸干し、煮干しでは水分・脂質・塩分・骨の状態が違います。犬に与えるときは魚種名だけで判断しません。

加工別に違いを確認家庭で与える場合の注意点
イワシを使った食事を前にする犬のイメージ写真
イワシは生・焼き・煮干しなど加工状態を分けて考えます。写真は記事内容を補助するイメージです。
先に結論

健康な犬へ家庭でイワシを追加するなら、味付けせず加熱し、骨を取り除いたものを少量から考えます。人用の煮干し・丸干しは、生や焼き魚とは塩分が大きく異なるため同じ扱いにしません。

文科省データでも加工による差は大きい

日本食品標準成分表の例では、まいわし生のナトリウムは81mg/100g、焼きは100mg/100gです。一方、かたくちいわし煮干しは1,700mg/100g、うるめいわし丸干しは2,300mg/100gと、加工状態で大きく異なります。

これは人用食品の成分例です。犬用無塩商品や個別製品の数値を示すものではありません。

イワシ = EPA/DHAが一定量、ではない

イワシ類は脂質や脂肪酸を含みますが、魚種、季節、加工、部位で変動します。犬の関節等で研究されているのは、一定量のEPA/DHAを含む食事や魚油であり、「イワシを食べた」こと自体と同じ介入ではありません。

小さな魚でも骨は確認する

丸ごとの小魚は「小さいから骨も安全」とは一律に言えません。特に家庭の魚を与える場合は、骨・硬さ・犬の体格・噛み方を考えます。

参照資料