Contaminants / Safety

魚系ドッグフードの水銀・重金属は心配?

水銀は環境中に存在し、一部の魚種で蓄積します。しかし「魚系ドッグフード=水銀が危険」と結論することも、「魚だから問題ない」と無視することも適切ではありません。

魚種、原料ロット、品質管理を分けて水銀・重金属リスクを確認する図
魚種名だけで安全・危険を決めず、原料・ロット・品質管理の公開情報まで確認します。

FDAも魚原料を重金属ハザードの一つとして扱う

FDA Center for Veterinary MedicineのGuidance #245は、動物用食品のハザード分析で鉛・ヒ素・カドミウム・水銀などを重金属ハザードとして挙げ、水銀が特定の魚種へ蓄積し得ることを説明しています。FDAは一般食品についても、水銀が環境由来で魚介類に蓄積し得ることを解説しています(FDA — Mercury in Food)。

ただし魚系フード全体の危険性を示すデータではない

濃度は魚種、漁獲海域、原料部位、製造ロット等で変わり得ます。特定研究やガイダンス中の例をすべての魚フードへ当てはめることはできません。また、人向けの魚摂取勧告を犬へそのまま換算することも避けます。

当研究所の評価:魚種名だけで安全性を決めない。

メーカーの原料管理・検査・品質保証情報が公開されているかを、商品調査の透明性項目として確認します。

主な参照資料