Frequency / Balance

犬に魚を毎日あげてもいい?「魚」より食事全体で考える

毎日が良い・悪いを魚だけで決めることはできません。魚系の総合栄養食を主食にする場合と、普段の主食へ焼き魚を毎日追加する場合では話が違います。

魚を使った食事を前にする犬と毎日の食事計画をイメージした写真
魚を毎日与える場合も、魚だけでなく食事全体の設計を確認します。記事内容を補助するイメージ写真です。
結論

総合栄養食として設計された魚系フードなら、その商品の対象・給与量に沿って主食にできます。一方、家庭の魚をトッピングとして毎日追加するなら、追加食が主食の栄養バランスや総カロリーを崩さないよう少量にします。

まず3パターンに分ける

与え方考え方
魚系の総合栄養食を主食対象年齢・給与量・栄養適合性を確認。魚だからではなく完成dietとして評価。
主食+魚トッピング追加カロリーと栄養バランスに注意。少量から。
魚中心の手作り食魚だけで長期栄養設計をしない。獣医栄養の専門家によるレシピ設計が望ましい。

追加食は「10%以内」が一つの実用目安

WSAVAはトリーツを1日の摂取カロリーの10%以内にする目安を示しています。これは「魚を必ず10%与える」という意味ではなく、主食以外の食べ物が栄養バランスを崩しにくくするための上限目安です。

体格・運動量・主食のカロリー・魚の脂質量によって適量は変わります。

手作りで「魚中心」にするのは別問題

UC Davisの犬用手作りレシピ調査では、多数の公開レシピに少なくとも1つ以上の栄養不足がありました。魚が良質な食品かどうかと、「そのレシピが犬の長期主食として完全か」は別問題です。

毎日なら特に確認したいこと

  • 骨を除去できているか
  • 味付け・塩分のある加工品ではないか
  • 脂質・カロリーが主食に上乗せされすぎていないか
  • 魚以外の食品も含めた追加食全体が多くないか
  • 持病や療法食に干渉しないか

参照資料